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学生寮?学生宿舎

学生は、先輩?後輩や留学生との共同生活を通して、グローバルコミュニティで生活する術を学びます。コミュニティで一人ひとりが心地良く生活するためには、『調和』、つまり文化や生活習慣の違いを相互に認め理解し、相手を敬い助け合う姿勢が求められます。そのためには、規則の遵守や、忍耐、他者に意見する勇気も必要です。学生寮?学生宿舎は、単なる生活の場ではなく、授業では決して学ぶことのできない多くのことを得られる場なのです。

学生の91%が、キャンパス内の学生寮?学生宿舎で生活(平常時)

学生寮 Residence Hall

国際教養大学の新入生は、全員、入学から1年間を大学の敷地内にある学生寮「こまち寮」で生活します。「なぜ今、寮生活なのか?」と疑問を抱かれる方もいるでしょう。しかし、本学では、寮生活も大切な国際教養教育の一部であると考えています。こまち寮では、日本全国から集まる学生のほかにも、世界各国?地域からの留学生が生活しています。共同生活では窮屈に感じることもあるでしょう。しかし、同世代の仲間たちがひとつ屋根の下で暮らすことで、社会性やたくましさが身につきます。困難と遭遇するたびに、学生たちは自分自身と向き合い、仲間たち、そして大学の教職員と力を合わせて問題を解決する術を学んでいきます。この問題解決能力こそが、「なぜ今、寮生活なのか?」という疑問への答えであり、本学が育成する「世界を舞台に活躍する人材」に不可欠な資質なのです。

こまち寮

学生宿舎 Student Apartments

キャンパス内には、こまち寮のほか、学生宿舎として、グローバルヴィレッジ、さくらヴィレッジ、つばきヴィレッジがあり、1年間の寮生活を終えた学生や留学生が入居しています。学生たちはキャンパス内で互いに刺激し合いながら、24時間、勉強やクラブ活動などに励んでいます。

つばきヴィレッジ
さくらヴィレッジ
グローバルヴィレッジ

※学生宿舎は受入留学生が特に多くなった場合、すべての正規学生が入居できない場合があります。その場合は、抽選を行い、民間のアパート等を探していただきます。

部屋の詳細と設備 Room Details and Facilities

部屋の詳細と設備

詳細こまち寮つばきヴィレッジさくらヴィレッジグローバルヴィレッジ
Room Style2人部屋12名の学生によるシェアハウス形式
居室は1人部屋
3名の学生によるシェアハウス形式
居室は1人部屋
1人部屋、2人部屋
建築年1990年
2023年リニューアル
2022年2013年2007年
共用部分シャワールーム、トイレ、洗面台浴室、シャワールーム、トイレ、洗面所浴室、トイレ、洗面所浴室、トイレ、洗面所
キッチンなしありありあり
設備/備品?エアコン
?ベッド
?本棚
?クローゼット
?机
?イス
?デスクランプ
?インターネット接続設備(有線/Wi-Fi)
?内線
?小型冷蔵庫(冷凍機能なし)
?コミュニティキッチン(こまち寮1階)
?ラウンジ(こまち寮内に9か所)
?エアコン
?ベッド
?本棚
?クローゼット
?机
?イス
?デスクランプ
?ダイニングテーブル
?ダイニングチェアー
?インターネット接続設備(有線/Wi-Fi)
?冷蔵庫
?電子レンジ
?トースター
?エアコン
?ベッド
?本棚
?クローゼット
?机
?イス
?デスクランプ
?ダイニングテーブル
?ダイニングチェアー
?インターネット接続設備(有線/Wi-Fi)
?冷蔵庫
?電子レンジ
?エアコン
?ベッド
?本棚
?クローゼット
?机
?イス
?デスクランプ
?インターネット接続設備(有線/Wi-Fi)
?冷蔵庫
?電子レンジ
主なルール?飲酒禁止
?部屋での調理禁止
?訪問者を制限するルールがあります。
?男性ユニット、女性ユニット、性別で分けないユニットを設置

キャンパス内の生活で心得ておくこと
キャンパス内での生活は、ルームメイト、スイートメイトを含む他の入居者との共同生活です。ライフスタイルが異なっても、互いを尊重し、対話を重ね、折り合いを付けて生活していくことが求められます。
入居者間でライフスタイルの違いがあっても、原則として部屋の変更は認められませんのでご了承ください。

喫煙について:キャンパス内(学生寮及び学生宿舎を含む)では電子たばこを含め、一切喫煙できません。
寝具について:寝具は各自で準備していただきます。寝具セットのレンタルが可能です。

ランドリー施設

こまち寮つばきヴィレッジさくらヴィレッジグローバルヴィレッジ
営業時間24時間24時間24時間24時間
洗濯機?200/回?200/回?200/回?200/回
乾燥機?100/30 分 (Electric)
?100/15 分 (Gas)
?100/15 分 (Gas)?100/15 分 (Gas)?100/15 分 (Gas)

寮生活体験談

仲間との交流がAIUで学ぶ原動力に

テーマ別ハウスの一つ「多言語学習ハウス」の一員として、つばきヴィレッジで他のメンバーと共同生活を送っています。それぞれが学びたいことを持ち寄って勉強会を開いたり、留学生と協力して言語レクチャーを企画したりと、学生寮の中でさまざまな活動をしてきました。また、毎日の授業が終わって帰宅すると、メンバーが自然と共有スペースに集まります。活発に議論する日があれば、他愛ない雑談を楽しむ日もあり、みんなとの交流が毎日を生き抜く原動力になっています。学びを深めつつ和気あいあいと過ごせる空間は、私の心のよりどころです。共通の興味を持つ仲間と近い距離で住んでこそ実現できる、ユニークな住環境です。

佐藤 明都 Akito SATO(岩手県/2021年入学)

レジデント?アシスタント(RA)

寮や宿舎では、既に1年間の寮生活を経験した先輩がレジデント?アシスタント(RA)としてともに生活します。RAは、居住者の生活が快適になるように行動し、居住者同士のコミュニケーションが活発に行われるような環境づくりをサポートします。

テーマ別ハウス群 Themed Houses

キャンパス内には、新入生が入寮する学生寮、2年次以上の学生が入居する学生宿舎があり、短期留学生とともに居住しています。様々な学生が集うキャンパス内で、特定のテーマに基づいた活動をする「テーマ別ハウス」が、2015年度から導入されています。メンバーは、学生宿舎つばきヴィレッジで共同生活を行い、テーマに沿ったイベントの企画?運営に取り組みます。キャンパス内での生活もリベラルアーツ教育の一部としてとらえ、日常生活の中でも自らの力を高めていきます。

2025年度は、以下のハウスが活動を行う予定です。

①Anime House(アニメハウス)
②Criminal Justice House(刑事司法ハウス)
③Gender & Sexuality House(ジェンダー&セクシュアリティハウス)
④Indigenous House(先住民学ハウス)
⑤Lego House(多言語学習ハウス)
⑥Nihongo House(日本語ハウス)
⑦Well-being House(ウェルビーイングハウス)

テーマ別ハウスの活動詳細については、以下のページをご覧ください。
/aiutopics-tag/Themedhouse/